皮膚科に女医がいるメリットとはなんでしょうか?
非常に大きいのは、女性の患者が患部を見せることへの抵抗感が薄れやすいこと。
皮膚科に行くときはお肌に異常が起きているときですから、どこにどんな異常が起きているのか、診察で先生に見せる必要があります。
このときに腕や足など、普段から露出することもある位置ならそれほど気にならないでしょうが、お肌の異常は普段あまり露出しない位置に出ることもよくあります。
たとえば胸元やお尻、太ももの内側などです。
これらは腕や足ほど、普段から露出する位置ではありませんよね。
しかしこのような部位に限って、お肌の異常が出ることも多いのです。
普段は露出しないからこそ、その位置が蒸れて赤くなったり、かゆくなったりといった症状が出ることも珍しくありません。
また、アトピーなどの体質により、もともと湿疹が出やすい方など、これら露出しない位置にまでその湿疹が及ぶこともあるでしょう。
そうなると、その位置をどうしても先生に見せる必要がありますが、女性の患者にとって男性の先生にそのような部位を見せるのは、治療のためとはいっても抵抗感がまったくないわけではないですよね。
これが女医のいる皮膚科なら、あまり気にする必要がなくなります。
診察をしてくれるのも女性の先生ですから、男性に胸元やお尻といった患部を見せることなく、治療ができます。
これと似たメリットに、男性と直接会わなくても済むというものもあります。
男性を苦手とする女性もおられますよね。
そのような方だと、異常が起きている位置や症状に関わらず、男性には相談しづらいと思うことも多いでしょう。
そのような方でも気軽に治療を受けられるのが、女医のいる皮膚科です。
女医を希望する理由は特に聞かれませんので、男性が苦手といった理由で女医を希望するのもOKです。
女性の先生に気軽に相談できるため、お肌のちょっとした異常でも気軽に来院でき、治療を受けられます。
このほか、女性の悩みを伝えやすいというメリットもあります。
男性と女性では皮膚の厚みも違いますし、化粧品の使用頻度などにも差が出ることが多いです。
女性にありがちな肌トラブルや悩みについて、共感してもらいやすいのは女性となりがちですね。
女医に相談すると、そこまで詳しい説明をしなくても、より細かい部分まで共感や理解をしてもらえて、女性の肌トラブルへの適切な処置や診断を素早くしてもらえます。
このようなことが皮膚科に女医がいるメリットです。